テーピングを止めた事例:那珂市・那珂やまだ接骨院
こんにちは、那珂やまだ接骨院です。
先日の捻挫ぐせのブログでのテーピングのメリット・デメリットを含めたお話です。
ちなみに、なぜテーピングをするかは、ほぼサポーターの時と同じではないかと思います。
今回は一生懸命トレーナーの話を聞いて、捻挫の後1年くらいテーピングをして練習をしていて、足首がずっと痛いと来院された患者の事例です。
捻挫をして、3週間で痛みなく、テーピングをして練習を開始。
徐々に練習強度を上げていき、6週間で通常練習。テーピングをしたほうが不安感もなし。
8週ごろから、アキレス腱やケガしていなかった所が痛み出す。
12週痛みが強く歩行もつらかったと。離脱。
その後は、やったり休んだりで、大学一年の最後に知人の紹介で受診。
症状としては、関節の骨と骨がぶつかる痛みでした。
きついのは承知で私はあえこの選手になんでテーピングしてたの?と問いかけました。
答えは『予防のため』トレーナーさんから言われたと、やっぱりかと残念な予想通りの返答でした。
捻挫予防でテーピングをしていた結果、本人の足首は上下に5㎝ほども動いていなかったです。(何もない人にテーピングしても、もっと動くと思います。)
動かない足首でジャンプ・ダッシュをした結果、関節そのものが壊れかけていたのです。
ストレッチや筋トレをしながら、2か月くらいから通常練習はできましたが、半年経過でほとんど問題はなくなりました。※通常練習開始する前後2週間ずつは軽くテーピング使用
そのあたりを含め、メリット・デメリットへ
メリット
・患部の安静:ケガの悪化の防止 ※これが一番ではと思っています。
・ケガの予防:ねんざ防止
※皮膚を引っ張る刺激が、位置覚の補助になるので、サポータよりいいと思います。
・活動性が上がる:長く・早く動けやすくなる。
・痛みの抑制:痛みがなく動ける。
・安価(回数による):一試合のためであれば、サポーターよりコストは低。
・腫れや成長に左右されない:体の状況に合わせて、調整できる。
デメリット
・かぶれる:水ぶくれになることもある。かぶれにくいテープもあるが高価。
・時間と手間がかかる:練習時間が減る。人手がいる場合もある。
・金額が高い:頻回に使うと、トータルのコストは上がる。
・拘縮をおこす:関節が固まります。(筋肉もですが)
・筋力低下をおこす:つけ外しをするので、長期のサポーターよりは少ないか。
・別の個所に痛みが出やすい ※加減によるがサポーターより起きやすいと。
・時間により効果軽減:運動の衝撃で、テープ生地がのべ、ゆるみが出るなど。
・症状の増悪:症状によっては、使うと悪化するものがあります。
この患者様をみさせていただいて、何かに頼るのではなく(一時的に頼るのは必要ではあるが)本人の改善が大事であると思わせていただきました。
よりよい生活・スポーツライクのために、自分をより高めてはどうでしょうか?
サポーターは必要に応じて考えていただけると、いいものだと考えます。
那珂やまだ接骨院
住所:茨城県那珂市飯田2702-18
電話番号:070-7669-6799
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