四十肩・五十肩って実際は何ですか？:那珂市・那珂やまだ接骨院 | 那珂市で接骨院といえば那珂やまだ接骨院 | ブログ

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。

今回お題ですが四十肩・五十肩についてです。

この言葉も一般の方にもよく知られている言葉ではないでしょうか。

では実際にこの言葉を聞いて、なんとなくその年代の肩の痛みだと思うことはあっても、骨が折れてるとかヘルニアのようにはっきりと病態が説明されていないのに、患者様のなんとなく納得してしまっているものではないでしょうか。

（実際は何だと思いますか？と聞くと、分かりませんという言葉多いです。そして不思議とそういう言葉のほうが、世の中に浸透しいているなと感じます。）

あとほっといても治るという方もいます。※これはほんとに五十肩かどうかわかりません。ただみさせていただいた患者さんでも痛みが消えるケースはあります。しかし、可動域（関節の動き）は全然よくありませんでした。

正式な名称は肩関節周囲炎とよばれるもので、ざっくり肩の周りが痛いという名前ですね。

実際には上腕二頭筋長頭や腱板（肩の腱の複合）や　石灰沈着性関節炎などの総称で、

炎症の結果肩の関節包（関節周りの袋）の癒着がおき動かなくなるものもあります。

英語ではfrozen Shoulder（フローズンショルダー）：凍結肩と言われております。

このように一つの病名で多様な症状であるのに、ケアが一緒であっていいはずがないと考えます。また凍結肩になると動かないので原因が判別できません。また非常に時間がかかります。1年間とか平気でかかるので、痛くないし途中でやめてしまうケースも。

痛みの原因がはっきりわかる初期症状のうちに、なるべく早く対処し改善されるといいと思います。