腱鞘炎の治療で病院（整形外科）へ:那珂市・那珂やまだ接骨院 | 那珂市で接骨院といえば那珂やまだ接骨院 | ブログ

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。

先日知り合いに手首が痛くて、治療してもらおうと病院にいったら、腱鞘炎と言われて痛み止めと塗り薬をもらって帰ってきた方のお話です。

※大きい病院のリハビリ室は緊急性のある病気で入院された方や手術後の方がほとんどで、その中でも急性期を見ていただくケースが多いです。

外来の先生たちがやりたくても、できないケースも多いとおもいます。

クリニックでも、リハビリ室がないところもあります。

このあたりは、先生の治療方針や考え方なので、何がいいかなどは控えます。

ご本人が腱鞘炎であると考えていても、まったく違う原因のこともあるので、レントゲン・血液検査などをしていただき、病的なものがないと確認することはありだと考えます。

経過としては、数か月間患者様は薬はちゃんと服用していたり塗り薬を使用していたとのことですが、痛みがどんどん酷くなっていったようです。

まず痛み止めでは、痛みを抑えるや炎症をおこしにくくする効果はもちろんなのですが、腱鞘炎が治ることはないです。痛みが治まってしまうと、使いすぎてぶり返してしまうのも注意が必要です。（傷口をいじっていると、治りにくくなります。）

次に痛みがおきた動作を同じように続けていると、負担は減らないし、痛みがあるところを刺激して、悪化するのは想像しやすいでしょう。作業をするかしないだけではなく、負担の少ないやり方を覚えることは治るためには重要で、さらには再発を防ぐためにも必要です。

今回の方はさらに、神経の障害で、筋力が低下していました。※今回は首でしたが、障害される部位はたくさんあります。そのあたりは、別のブログで。神経障害のため自分が思っているほど力が出ていないので、これまで普通にできていたことが、身体としては思っている以上の負担となってしまいます。

今回のようなことは腱鞘炎にかぎったことではないのですが、患部に何が起こっているかをしっかり把握すること、負担がかかる動作を予測しその軽減する方法の指導、さらに自覚していない症状を確認し、痛みがおきにくい状況をなるべく早く作ることが、早く改善するため、さらには再発をさせるリスクを減らすことにつながります。

皆様の１日でも早い改善のために、少しでもお役にたてれば幸いです。