O脚が原因の膝の痛み、改善と予防へ【原因編】:那珂市・那珂やまだ接骨院
こんにちは、那珂やまだ接骨院です。
一言に膝の痛みと言っても、病名はたくさんありますが、その中でもO脚になりやすい使い方によっておこる痛みについて話していきたいと思います。
まずО脚とは内反膝とも言い内くるぶしをつけたときに膝がつかない状態。日本人に多い。
(似たような形態で下腿内反というものがあり区別が必要。さらに逆に状態をX脚と言い外反膝とも言います。)
〈原因〉
①生理的O脚:生まれたときで、左右対称。成長過程でで内反が強くなってしまったもの。
②後遺症:ケガにより成長軟骨が損傷し成長障害でなったもの。
③殿筋の筋力低下:腰などの神経障害などで麻痺がおこり、姿勢保持ができなくなり、片足
立ちで重心移動が反対側におこるもの。トレンデレンブルグ徴候。
④使い方が悪いもの:足の向きが外に向き、力をうまく使えないために③と同じような状況
になったもの。※代償運動で重心移動が逆になることもある。
〈О脚が原因で起こっている可能性がある痛み〉
内側半月板損傷、変形性関節症(内側)、膝蓋大腿関節障害、腸脛靭帯炎
〈O脚になりやすい使い方によっておこる可能性がある痛み〉
内・(外側)半月板損傷、内・(外側)変形性関節症、(膝蓋骨外側亜脱臼)膝蓋大腿関節障害、腸脛靭帯炎、鵞足炎、腓腹筋炎、内転筋炎 etc
もともとのО脚によるリスクに加え、使い方や向きが悪いと膝のねじれが大きくなることや、代償動作で別のところで動いてしまうため負担が増えてしまいます。
まず向きの矯正をして負担の少ない方向で、筋トレやストレッチをしていくといいです。
体操として特に重要であるのは股関節と足首の筋トレです。
あれ?膝の筋トレじゃないの?
膝は基本前後にしか動きません。つまり筋肉も前後へ力が強いものが多いです。
歩くためには必要ではありますが、それを鍛えても、左右への体重移動の制御にはむかないです。
一つだけ膝の筋肉で言うと内側広筋の強化は有用です。膝を伸ばしきる筋肉で、これが片方だけ弱くなると、重心がそちらにかかりやすくなります。
※まず以前ブログにもお話したとおり、とりあえずのスクワットは注意してください。
土台がブレないために足首の腓骨筋の筋トレを。
片足立ちになった時にあげた方向に重心移動を防ぐため、股関節の開く殿筋の筋トレを。
下肢の上下の関節をしっかりすることで、身体の左右動を、しいては膝の左右動を減らし痛みをおこしにくくすることができます。
ストレッチとしては、膝周囲は当然ですが、股関節周りと、アキレス腱(特に腓腹筋)をゆっくりしっかり伸ばすといいです。
股関節周りがかたいと、腰や骨盤のの負担が増えます。
アキレス腱がかたいと、後ろ脚にしたときに、膝を曲げて筋肉を緩めようとしてしまう事が多く、前で述べた通り重心移動が大きくなり、膝の負担が増える原因になります。
体操の方法や足の向きО脚予防や姿勢の改善などに関しては、次のブログで書いていきますのでよろしくお願いいたします。
ちなみにですが、インソールも効果は期待できますが、靴によって状況は変わってしまいますので、今後のためにまずはご自分で予防できることをされるよう、おすすめいたします。
那珂やまだ接骨院
住所:茨城県那珂市飯田2702-18
電話番号:070-7669-6799
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