①続・何が原因で足の甲が痛くなる?:那珂市・那珂やまだ接骨院

query_builder 2022/12/03
スポーツ外傷脚の痛み
足①

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。


今回は前回の続きで、図の①にあたりの痛みについて話を進めていきたいと思います。

※今回は突発的なケガに関しては、割愛させていただきます。


①では次の外反母趾、バニオン、ガングリオン・滑液包炎、変形性関節症、疲労骨折、痛風発作などがおこることがあります。



・外反母趾:母指(親指)基節骨(指の付け根の骨)が外反(小指側)してずれた状態で、

      母指の付け根が外側に飛び出して見える。

      中足骨-基節骨が20度以上になったものを言う。


原因:一番大きな要因として、足の横アーチがなくなる。靴(幅が広すぎるもの)

   靴(ハイヒールのように先の狭いもの)や体重のかかり方で、親指が圧迫あれる。

   生まれつき(親指が人差し指より長い)

   アキレス腱、足底のかたさ※代償動作で前足部の負荷がかかりやすくなる。

(圧倒的に女性に多いですが、男性にもおきるのでハイヒールのせいだけではないかと。)


トレーニング:タオルギャザー、長腓骨筋強化


ストレッチ :アキレス腱、足底筋群


靴:縦幅だけではなく、横幅も確認する。※横が広すぎると、アーチがつぶれやすくなる。


足の向き:がに股にならないように。※外反母趾になりやすい負荷がかかります。


足底板(インソール)でアーチの保護。



・バニオン:外反母趾に順ずる。


摩擦軽減のため、穴あきパッドや絆創膏をはると、痛みが軽減するケースがある。     


・ガングリオン:背側あたりにできることがある。※正座などで擦れておきることがある。


・滑液包炎:変形性関節症などと合併する。


・変形性関節症※1:繰り返しの負荷で骨の形が変わる。※骨棘を形成することがある。


・疲労骨折※2:繰り返しの負荷で基節骨基部が疲労骨折をおこす。

      ※成長軟骨が残っている、子供に多い。


※1と※2は同じ原因でおきやすい。


原因:中足骨と基節骨がぶつかることで、骨の変化をおこす。

   歩きすぎや走りすぎなどでもおきるが、体操やバレエのようなつま先立ちでのジャ

   ンプで負担が大きい。

   アキレス腱のかたさのために代償動作で、親指の反りかえりをしやすくなる。

   そこが平らすぎる靴やサンダルは、踏み返しでの負担が大きくなることがある。


トレーニング:タオルギャザー、長腓骨筋強化


ストレッチ :アキレス腱、足底筋群


足底板(インソール)でアーチの保護。


歩幅を小さくし、踏み返しが大きくならないように注意。


腰問題で、筋力が低下することもあるので、そちらも気を付けてください。



・痛風:脱水が非常に重要で、アルコール(特にビール)は利尿作用があり症状をおこしやすくなります。ちなにみ親指の付け根は好発部位で、基本どこでも出る可能性はあります。

使い過ぎでなった腱鞘炎の後やケガの後に続発することがあります。


※プリン体や尿酸というものは悪者扱いされやすいので、少しいい意見も言ってあげようと思います。。。

食生活でプリン体が多いものを取りすぎると尿酸結晶が貯まりやすいと考えますが、実は尿酸値が低いからと言っても痛風発作をおこす方はいるのです。

尿酸はヒトの血中に最も高濃度で存在するビタミンCよりもはるかに強力な抗酸化物質、運動ストレス時の抗酸化物質として作用する報告があるようです。

(私は節制すると体調が崩れることがあったのですが、一か月間アルコール飲む機会がなかった時の血液検査で低すぎると結果がでたので、今はほどほどに尿酸値を上げるための努力をしています。)


②続・何が原因で足の甲が痛くなる?に続く。



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那珂やまだ接骨院

住所:茨城県那珂市飯田2702-18

電話番号:070-7669-6799

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