肘の痛みの対処法・予防法:那珂市・那珂やまだ接骨院

query_builder 2022/12/26
スポーツ外傷腕の痛み

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。


前回のブログでご説明した肘の痛みへの対処法・予防法・動作での気をつけていただきたい意識など、重複する部分もありますがもう一度確認する意味でもお話をしていきたいと思います。


野球肘

・握りの癖

・投球時肘を下げない。

・体幹や下半身の強化(バランス訓練)

・肘のストレッチ

・肩回りや股関節廻しのストレッチ

・投球数の制限※子供の骨は弱いので、必ず注意する。

・肘の可動域の左右差チェック


テニス肘(外側上顆炎)

・肘を曲げて使う。

・手のひら下(地面)に向けて使わない。

・前腕屈筋、前腕伸筋のストレッチ

・ものを持つ際には薬指や小指側に意識をする。


ゴルフ肘(内側上顆炎)


・肘を曲げて使う。

・手のひらは親指が上にむくように。※上を向けると内側が、下に向けると外側に負担大。

・前腕屈筋、前腕伸筋のストレッチ

・ものを持つ際には薬指や小指側に意識をする。


肘部管症候群(尺骨神経麻痺)

・肘を強く曲げない。

・肘の内側をぶつけない。

・握力が低下していることが多く、代償動作でほかの部位の負担が増えるのでケアを。

・肘のストレッチ

・握力強化(環指と小指を意識)

・肘の屈筋強化(環指と小指を意識)


(高位)橈骨神経麻痺

・腕の外側を圧迫しない。例)腕枕、何かによりかかったまま寝てしまうなど。

・症状があれば、早めに受診。

※なるべく早い回復のためや、回復時の早期リハビリのため。また手首を固定することにより指が使いやすくなるので、日常生活の不自由が軽減する。

・神経の回復途中では、後骨間神経麻痺と同様ご外見を呈する。


後骨間神経麻痺(低位橈骨神経麻痺)

・肘の外後方を圧迫しない。

・肘を使い過ぎない。

・症状があれば、早めに受診。※なるべく早い回復のため、回復時の早期リハビリのため。

・橈骨神経麻痺の神経の回復途中の外見と類似する。

・ガングリオンなど状況により、手術の適応になることがある。


正中神経麻痺

・前腕屈筋のストレッチ

・手の指のストレッチ

・つまみにくさや親指から中指のしびれがあれば、早めに受診。

・ガングリオンなど状況により、手術の適応になることがある。


ガングリオン・滑液包炎

・直接的な擦れやぶつけないように注意する。

・体温を測る。※あがっていたら、発熱外来へ。

・赤みが出たら、すぐ受診。(特に肘の先端ではよく見られます。)

・痛みがでてきたら、早めに受診。


全体的に大まかな内容ではありますが、参考になればと思います。

一つずつの詳細は順次お話していきたいと思います。

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那珂やまだ接骨院

住所:茨城県那珂市飯田2702-18

電話番号:070-7669-6799

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