腓骨疲労骨折:那珂市・那珂やまだ接骨院

query_builder 2023/01/28
スポーツ外傷脚の痛み
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こんにちは、那珂やまだ接骨院です。


今回は救急病院で腓骨骨折と言われていらした患者様のレントゲンです。


すでにマークをつけてしまっている写真しかなかったので、ご容赦いただければと思います。


今回の画像では、腓骨の疲労骨折が珍しいというわけではないのですが、単純骨折と言われて来院され、これをいつも道理の骨折と思ってしまうと、治療期間は長くなることが予想されるので、<あそこは治らない><痛みが取れてもまた痛くなる>なんてことになりかねないので、患者様へは情報として、同業者の方には気をつけていただきたくブログに載せることとしました。


疲労骨折であるという理由としては、すでに仮骨の形成されていること、骨折面の骨化像、骨皮質の肥厚、骨髄腔の狭小化などから考えられます。

(下腿骨全体をみると、S字にたわんでいることがありますが、自覚症状をかんじたことがないかたもけっこういます。)

次のレントゲンでは、骨折面の骨化像、骨皮質の肥厚、骨髄腔の狭小化にもマーカーを入れてあります。

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これはご指導いただいていた恩師の言葉なのですが、「診察で大事なのは、どれだけ病名が考えられるか。」という事でした。

知っていなければ、その後の予測が立たず、治療計画が立てられなくなります。


もちろんみんなが同じ治り方をするわけではないのですが、多く症例をみている方の方が、よい判断ができることが多いと思います。話だけ来た人でも、聞いていない人よりはいい判断ができるし、考えることができるので、もしかしたらより良い方法を思い描けるかもしれません。


ほんの少しでもお役に立てていただければ幸いです。


何かありましたら、お気軽にご相談ください。

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那珂やまだ接骨院

住所:茨城県那珂市飯田2702-18

電話番号:070-7669-6799

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