手・手首の痛⑭：那珂市・那珂やまだ接骨院 | 那珂市で接骨院といえば那珂やまだ接骨院 | ブログ

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。

今回の手の痛みは指のPIP関節（近位指節間関節）で、第二関節なんて言われたりするところです。基節骨と中節骨で構成されている関節です。

基節骨の頸部が骨折したり、中節骨の基部が骨折したりします。とくに中節骨基部掌側には浅指屈筋腱や掌側板があり、過伸展強制の際掌側の骨が剥がれ小骨片ができることがあります。

次に中節骨基部掌側骨折です。

指の脱臼としてはとてもおきやすいところで、中節骨基部掌側の骨折や側副靱帯損傷や掌側板の損傷などを合併することがとても多いです。（むしろ単純脱臼はとても少ない印象です。）

中央索の損傷で脱臼後のボタン穴機構に整復困難になること、中央索が緩んでしまっていると伸展制限がおきるところです。

側副靱帯損傷を中途半端に直してしまうと、横ブレをするグラグラな関節となってしまします。とくに小指橈側（内側）側副靱帯が緩むと、小指が外に向いてしまったり、稀ですが外側に脱臼しやすい指になることがあります。

リュウマチ（RA）の関節炎の好発部位としてはとても有名な所であり、朝30分手がこわばったりする場合は注意が必要です。

リュウマチ（RA）：自己免疫疾患で関節の炎症が起き、場合により関節を破壊することもあります。

リュウマチとしては投薬が一般的ではありますが、症状が強い場合にはステロイド注射などを行う場合があると思います。

まずは専門医のご指示の上で、痛みの緩和の施術等お手伝いが出来ればと思います。

リュウマチではない変形性関節症にはブシャール結節という名前がついています。

何かお困りの際には、お気軽にご相談ください。