膝の内側の痛み①:那珂市・那珂やまだ接骨

query_builder 2023/06/26
スポーツ外傷脚の痛み
ひざ1

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。


今回から膝の痛みについて話をしていきたいと思います。

今回は膝の内側の関節周囲の痛みのついて話をしていきたいと思うけど。


ケガとしては内側側副靱帯損傷・内側半月板損傷などが有名です。

靱帯損傷としては不安定症を引き起こしたり、半月板としては痛みはもちろんですが関節に引っ掛かってしまうロッキングなどもおきることがあるところです。


さらに変形性関節症としては一番有名で、一番数が多いところではないかと思います。

日本では推定一千万人ほどだそうで、整形外科疾患としては第二位だそうです。(無症状などを合わせると三千万人を上回ると言われているようです。)




329E4DB4-A6CA-45F5-9238-27558E9864CE

まず内側側副靱帯は上の画像の大腿骨と脛骨をつないでいる靱帯(実際にはもう少し幅が広く三層構造になっている)で、膝の横ブレを止める役割があります。


発生機序としては、ターンなどの際に誤って膝が内側に強制されてしまうと損傷しやすいです。

また膝が過伸展(伸びっ切った以上に負荷がかかった状態)でも、部分的に後方の繊維が損傷することがあります。


Ⅰ度損傷:膝の動揺性はないが痛みや可動域制限があるもの。

Ⅱ度損傷:軽・中等度の不安定性を認める。可動域制限(屈曲90度以上行かない)

Ⅲ度損傷:完全断裂。自動運動はほとんどできない。


Ⅰ度損傷は痛みや可動域制限の消失で少しづつリハビリをしながら、スポーツや現場への復帰を考える。


Ⅱ度損傷は靱帯の修復期間の事も考え、早くて二か月程度の期間はみた方がいいと考えます。


Ⅲ度損傷は三か月程度の期間をみて運動復帰を目安に考えています。


※以前にケガをしたことがある場合は痛みが早く消失することがあるので、経過を見て考える必要があります。


内側半月板損傷は内側側靱帯損傷に合併することが多く(内側側靱帯は内側半月板に付着しているため)、発生機序も似ている部分もある。半月板としては着地や事故などの衝撃で損傷することもある。

またロッキングと言い、半月板に亀裂が入っており、深く曲げた時や方向転換などで膝が捻られたときに、半月板のかけらが関節に挟まりこみ動かなくなることがる。場合により手術の適応となる。


ケガをしたときになることもありますが、自分の動作で挟まってしまう事もあるので、筋力強化はもちろんですが、膝の使い方がとても重要となってきます。


筋力強化(膝関節・股関節・足関節)・バランストレーニングなどをご指導させていただいております。


ケガの際にはお早めにご相談ください。


思ったよりも長くなってしまいましたので、変形性関節症は次でお話いたします。

----------------------------------------------------------------------

那珂やまだ接骨院

住所:茨城県那珂市飯田2702-18

電話番号:070-7669-6799

----------------------------------------------------------------------