腰椎分離症はスポーツ禁止？：那珂市・那珂やまだ接骨院 | 那珂市で接骨院といえば那珂やまだ接骨院 | ブログ

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。

今回は腰椎分離症についてのお問い合わせがあったので、ブログで詳細を載せていこうと思います。

まずお問い合わせの内容としては、『MRI・CTで分離症（初期）と診断されて、半年間スポーツ禁止と言われました。本当に休まないと治らないですか？』ということでした。

結論言いますと、治るケースはあります。

今までの状況でスポーツをやりながら治癒した患者様は何人もおります。

ただおきてしまっている現状があるということは、もともと分離症になりやすい問題があることが多く、今までと同様の練習を行っていれば悪化することが目に見えています。

後の４項目を考慮し、適度な運動量、柔軟性の確保、筋力強化、姿勢の改善をおこなうことで、やりながら身体が治るのを待ちながら復帰を目ざしていくことは可能です。

※椎弓の癒合不全や分離後時間が経ってしまっているものに関しては、分離症の改善は期待できないので休むメリットは少ないです。

分離症をおこしやすくする問題

１）姿勢：腰椎後弯・骨盤前傾により椎弓に負荷がかかる。

２）筋力：体幹の筋（腹筋・腸腰筋）や殿筋群の筋力が弱く姿勢の保持が出来なくなることで、腰椎後弯・骨盤前傾が強調されることや腰椎の可動範囲が大きくなることで負荷が増える。

３）柔軟性：背筋・腸腰筋・大腿直筋が固くなることで、腰椎後弯・骨盤前傾が強調されることやで負荷が増える。

４）運動量過多：負荷が多ければ多いほど、リスクは上がる。

勿論何でもやりながらすればよいという事ではなく、程度や時期によりどのような方針がいいかをしっかり見つめる必要はあります。

疲労骨折にも有用な超音波などもございます。

気になる方は、お気軽にご相談ください。