股関節の痛み④：那珂市・那珂やまだ接骨院 | 那珂市で接骨院といえば那珂やまだ接骨院 | ブログ

こんにちは、那珂やまだ接骨院です。

今回は股関節の痛みの続きで、上前腸骨棘痛（縫工筋、大腿筋膜張筋など）について話を進めていきたいと思います。

前回お話した下前腸骨棘のさらに少し上にある腸骨の出っ張り部分におこる痛みです。

付着筋には縫工筋、大腿筋膜張筋があります。

上前腸骨棘の痛みに関して、特にどちらが原因となっているかの判定に、個々に力を入れさせてみての疼痛誘発テストが有効です。

縫工筋の場合：あぐらの状態（股関節外旋い、膝関節屈曲位）から股関節を屈曲させるように力を入れさせる。その際患側足を下方に抵抗をかけると痛みが誘発される。

例）サッカーのリフティングのような場合に痛みが出ることが多いです。

大腿筋膜張筋の場合：側臥位で股関節を外転させる。その際患側足を内転方向に抵抗をかけると痛みが誘発される。

例）柔道の相手を足ではね上げる際などの、股関節を強く力を入れる時に痛みが出る。

対処としてはストレッチをしっかり行う事が大事です。

縫工筋ストレッチ

腹臥位にて、伸ばす側の足首を持つ。

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股関節を内旋するように足を外に開く。

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足首を持っている手で、太ももが伸びる感じがするまで膝を曲げていく。

※注意：伸ばす際に股関節が曲がらないよう、膝同士が離れないよう、また反動をつけないように行って下さい。

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太ももが伸びたところで止め、20秒キープする。

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５回繰り返す。

大腿筋膜張筋ストレッチ

立位にて伸ばす側の足を後ろに組む。

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上体を伸ばす側と反対方向に倒しつつ、腰をの出す側に突き出すようにする。

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伸びた感じがしたらそこで止め、２０秒間キープする。

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５回繰り返す。

ストレッチは無理せず、反動などをつけないようにゆっくり行うようにしてください。

気になることがあれば、お気軽にご質問ください。